BS11:無声映画を伝える夫婦 新垣隆さんも支援 ウィークリーニュースONZE

無声映画を伝える松田さん夫妻
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無声映画を伝える松田さん夫妻

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は31日、無声映画の魅力を現代に伝えようと、上映活動を続けるある夫婦の姿を紹介する特集「名作に命を吹き込む! 無声映画の魅力を伝える夫婦』を放送する。活動を以前から支援している作曲家の新垣隆さんも登場する。

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 無声映画は、映像に語りと音楽の生演奏を組み合わせて上映するもので、大正時代から昭和初期にかけて多くの作品が製作された。その魅力を現代に伝えたいと、松田豊さんとハルキさん夫妻は、映画上映の企画事務所を立ち上げた。豊さんは、映画の語り部・活動弁士の父に持ち、理想の映画上映を追求。ハルキさんは、全くの独学で語り口を身につけ、活動弁士として活動している。

 新垣さんは、豊さんの父が無声映画を上映していたころから、生演奏のスタッフとして出演しており、松田さん夫婦の活動を支え続けている。番組では、名作の数々を、現代のエンターテイメントとして蘇らせるため、二人三脚で奮闘する夫婦を追い、映画の内容に即したスタイルで演奏する新垣さんの姿も紹介する。

 放送は31日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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