Mr.Children:「バケモノの子」の主題歌を担当 細田監督が絶賛

「バケモノの子」の主題歌「Starting Over」を担当するMr.Children
1 / 4
「バケモノの子」の主題歌「Starting Over」を担当するMr.Children

 人気ロックバンド「Mr.Children(ミスター・チルドレン)」が、7月11日に公開される細田守監督の新作劇場版アニメ「バケモノの子」の主題歌を担当することが1日、分かった。細田監督が、4日に発売されるMr.Childrenのアルバム「REFLECTION」に収録される「Starting Over」を聴き、「正しく『バケモノの子』の世界観を表現している」と絶賛し、同曲が主題歌に決まったという。

ウナギノボリ

 Mr.Childrenの桜井和寿さんは「すごい映画を見てしまった。一人の父親として、それから試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった。この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」とコメント。

 細田監督は「Mr.Childrenさんと映画『バケモノの子』がコラボレーションできることを、大変光栄に思います。映画『バケモノの子』は、一人ぼっちの少年の成長譚(たん)であり、主題歌『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄です。タイトルの『新たな出発』という意味をかみ締めて、どうぞ聴いてみてください」と話している。

 「バケモノの子」は、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)以来、3年ぶりとなる細田監督の新作。人間界とバケモノ界が存在する世界を舞台に、孤独な少年とバケモノの交流を描く。バケモノ界の渋天街(じゅうてんがい)で一、二を争う強さを誇るバケモノ・熊徹(くまてつ)の声優を役所広司さんが務め、熊徹の弟子になる人間の九太(きゅうた)の少年期を宮崎あおいさん、九太の青年期を染谷将太さん、ヒロイン・楓を広瀬すずさんが演じる。音楽は高木正勝さんが担当する。

写真を見る全 4 枚

アニメ 最新記事