鉄拳:浅田真央選手モチーフの新作披露 現役続行会見時に完成

「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015」オープニングセレモニーに登場した鉄拳さん
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「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015」オープニングセレモニーに登場した鉄拳さん

 お笑い芸人でパラパラマンガ家の鉄拳さんが4日、東京都内で行われた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015」のオープニングセレモニーに登場。同映画祭で「話題賞」を受賞した鉄拳さんのパラパラショートフィルムの新作「SLIDE」がプレミア上映され、ジェットコースターとフィギュアスケート選手をモチーフにした作品がお披露目された。鉄拳さんは作中の登場人物のモデルが女子フィギュアスケートの浅田真央選手だと明かし「(作品が)できあがった時期に(浅田選手が)現役続行会見をしていたのを見て、すごくびっくりした。(浅田選手にも)ぜひ見ていただきたいです」と語った。

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 オープニングセレモニー後に行われた会見で、鉄拳さんは「ソチ(オリンピック)を見て、真央ちゃんの滑りを見て感動して涙が出た」と浅田選手の滑りがアイデアのもとになったことを告白。また、米ロサンゼルスのディズニーランドでジェットコースターに乗ったときの景色に感動し、ジェットコースターが舞台の作品になったと明かした。同作品の制作期間は約3カ月で、枚数は過去最高の約2900枚という。会見には、同映画祭の代表を務める俳優の別所哲也さん、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoさん、May.Jさんも出席した。

 オープニングセレモニーでは授賞式も行われ、各受賞者を発表。日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品や人物に贈られる「話題賞」は鉄拳さん、メディアや映像業界に特別な貢献をした作品や人物に贈られる「特別賞」は「ももいろクローバーZ」と「KISS」のミュージックビデオ「ももいろクローバーZ vs KISS『夢の浮世に咲いてみな』」が受賞した。

 「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」は、アジア最大級の国際短編映画祭。グランプリ作品が米アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」や「音楽」「環境」「CGアニメーション」など六つの部門や特別プログラムで構成されている。17回目となる今年は100以上の国と地域から約5000本の作品が集まっており、そのうち約200本が上映される。上映は4日から14日までで、15日にアワードセレモニーでグランプリが発表される。

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