AKB48総選挙:9位の島崎遥香が脱塩対応へ決意 「第2章を作りたい」

AKB48の島崎遥香さん(C)AKS
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AKB48の島崎遥香さん(C)AKS

 「AKB48第7回選抜総選挙」の開票イベントが6日、福岡・ヤフオク!ドームで開かれ、7万3803票を獲得して9位にランクインしたAKB48の島崎遥香さんが前回の7位から順位を下げ、涙を流しながらファンへの感謝の気持ちを語った。普段、感情をあまり表に出さないことから“塩対応”とも呼ばれている島崎さんだが、この日は度々涙に言葉を詰まらせながらAKB48に懸ける思いを披露した。
 島崎さんはまず「たくさんの人から好かれるタイプじゃないけど。世間の人からも態度が悪いとか、悪く思われがちなことも多いけど、こうやって、たくさんの票をいただけて、私のことを応援しようと思ってくれる人がたくさんいることを感じられた。握手会もちゃんとできなくて、アイドルに向いていない私をこの順位まで、上げてくれたファンの皆さんに感謝したいです」と語った。

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 さらに塩対応といわれていることについて「このままじゃダメだと思っていて、先輩の力を借りつつ、同期である横山由依とともに、後輩を引き連れて、AKB48の第2章を作りたいと目標を決めていました」と意外な決意があったことを吐露。「順位を下げたので、こんなことを言うのはなんですが、私たち世代に力を貸してください。もっともっと私たちが、前に進めるように、これからどうかよろしくお願いいたします」と力強く宣言した。

 「AKB48選抜総選挙」は2009年から行われており、今年で7回目の開催。今回は総勢272人が参加し、上位80人まで順位を決めた。この日の開票イベントは「AKB48 41stシングル 選抜総選挙~順位予想不可能、大荒れの一夜~」と題して行われ、フリーアナウンサーの徳光和夫さんと木佐彩子さんが司会を担当した。

 “ぱるる”の愛称で知られる島崎さんは9期メンバーとして2009年にデビューし、現在はAKB48のチームAに所属。12年の「AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会」で“じゃんけん女王”に輝くなど次期エース候補として注目を集めている。選抜総選挙では、10年の第2回で28位にランクインしたが、第3回は圏外、第4回は23位、第5回は12位、第6回は7位。今回の速報は7位だった。

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