東京・秋葉原などで中古ゲームやDVDを販売する「TRADER(トレーダー)」の家庭用ゲーム部門責任者を務める小林俊一さん。1日のうちに価格がめまぐるしく変動する激戦区を見つめる小林さんに、10~16日の集計を基に中古市場の今を語ってもらいます。
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「リズム天国 ザ・ベスト+」(3DS、任天堂)がものすごい売れ行きでした。テレビCMの積極的な投入でライトユーザーの支持を集めており、現在も品薄状態が続いています。スマホゲームの浸透もあって、説明書を読まず気軽にできるゲームが強いですね。
中古市場のトップは、前回に引き続きZ指定タイトルの「ウィッチャー3 ワイルドハント」(PS4、スパイク・チュンソフト)。「ブラッドボーン」(SCE)、「ドラゴンクエストヒーローズ」(スクウェア・エニックス)とPS4タイトルが上位を占めています。新作の発表があった「テイルズ オブ ゼスティリア」(PS3、バンダイナムコエンターテインメント)も好調ですね。
人気作をPS4に移植し、さまざまな追加要素も盛り込んだ「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」(PS4、カプコン)が好スタート。5000円を切る手頃な価格と最近元気のいいPS4での発売ということも大きく貢献しているといえそうです。個人的には、PS3タイトルですが、1~3の高画質版が1本で味わえる「HD Collection」も2000円前後とお手頃なので、遊んでいない方は、この機会に手に取ってみるのもいいかもしれませんね。
1位 ウィッチャー3 ワイルドハント(PS4)
2位 ブラッドボーン(PS4)
3位 ドラゴンクエストヒーローズ(PS4)
4位 ドラゴンクエストヒーローズ(PS3)
5位 テイルズ オブ ゼスティリア(PS3)
6位 ダイイングライト(PS4)
7位 ステラ グロウ(3DS)
8位 モンスターハンター4G(3DS)
9位 ブレイブリーセカンド(3DS)
10位 世界樹と不思議のダンジョン(3DS)
小林俊一(こばやし・しゅんいち) 中古ゲームショップ「トレーダー」家庭用ゲーム部門責任者
中古専門店「トレーダー」設立時からの古参社員で、秋葉原・新宿店の家庭用ゲームすべての価格設定などを担当。ゲームの販売・仕入れ・卸などゲーム流通業界一筋で、趣味と経験を生かして、オールドゲームから海外ゲームまで精通している。
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