ふたがしら:入江悠監督と時代劇研究家が対談

「連続ドラマW『ふたがしら』放送記念スペシャル対談」で対談した入江悠監督(左)と春日太一さん
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「連続ドラマW『ふたがしら』放送記念スペシャル対談」で対談した入江悠監督(左)と春日太一さん

 WOWOWの時代劇「ふたがしら」の放送を記念して、同作を手がけた入江悠監督と時代劇研究家・春日太一さんが対談した「連続ドラマW『ふたがしら』放送記念スペシャル対談」の動画が26日、公開された。WOWOWの加入者が追加料金なしでインターネット上で同局の番組を楽しめる「W流」で配信されている。

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 入江監督は、初の時代劇に挑戦するにあたって、春日さんの著書を読んでから撮影に臨んだといい「全くノープランで京都に行くよりは、どういう状況でどういう歴史があるか知らないと駄目だなと思ったので、『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』と『なぜ時代劇は滅びるのか』を読んだことで、自分の中で一つ武器ができた感じがします」とコメント。

 春日さんは、「ふたがしら」について「時代劇や京都をナメた作り方をしていたら容赦なく批判するつもりでした(笑い)。ですが、監督は過去の時代劇に対するリスペクトをもちながら、なおかつ京都への闘いも挑んでいて、非常にうれしい作品でした」と話している。

 ドラマはオノ・ナツメさんのマンガが原作。江戸時代の盗賊一味・赤目の豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチさん)とクールな宗次(早乙女太一さん)が、一味を離れ、“でっかいこと”を達成するために旅に出る姿が描かれている。WOWOWプライムで毎週土曜午後10時に放送。

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