Go!プリンセスプリキュア:キュアスカーレットの正体はトワ 声優は沢城みゆき

「Go!プリンセスプリキュア」のキュアスカーレットの声優を務める沢城みゆきさん(左)とキュアスカーレット(C)ABC・東映アニメーション
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「Go!プリンセスプリキュア」のキュアスカーレットの声優を務める沢城みゆきさん(左)とキュアスカーレット(C)ABC・東映アニメーション

 人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)のシリーズ第12弾「Go!プリンセスプリキュア」に登場する4人目のプリキュアのキュアスカーレットの正体が、美しい王国・ホープホープキングダムの王女・トワであることが5日、明らかになった。トワは王女で、カナタ王子の妹。絶望の魔女・ディスピアにそそのかされ、ブラックプリンセスのトワイライトとなっていたが、呪縛を打ち破り、本来の自分を取り戻した。キュアスカーレットの声優は、トワイライトと同様に沢城みゆきさんが務める。

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 キュアスカーレットは、炎をイメージしたコスチュームを身にまとった“炎のプリンセス”で、「深紅の炎のプリンセス!」を名乗る。武器はスカーレットバイオリンで、キメ技を決める時、ロングドレス風に変身するモードエレガントでは、火の鳥のような姿になる。5日放送の第22話から登場した。

 沢城さんは、悪役だったトワイライトを演じてきたことについて「実は私、特撮ヒーローや『プリキュア』など日曜朝に放送している作品の悪役を演じたくて、この世界に入ったようなものなんです。(スーパー戦隊シリーズなどに出演した)曽我町子さんのようになりたくて。小学生の頃も、学芸会では魔女の役をやっていましたから。そういう思いもあって、まず(トワイライトという)悪役を演じさせていただけたのは、うれしかったです」とコメント。

 また、沢城さんはプリキュアを演じることを「悪役も正義の味方も、どちらも演じることができて、本当に私の夢をかなえた役なんだなと、改めて実感しています。プリキュアを演じるのはまさにこれから。しっかり取り組んでいきたいと思います」と話している。

 また、収録について「プリキュア役4人(の声優の嶋村侑さん、浅野真澄さん、山村響さん、沢城さん)で声を合わせて、変身シーンの名乗りを叫ぶのが難しいですね。スタッフさんからは、4人の声がぴったり合うことをシビアに求められます。『これは大丈夫!』と思っても、やり直しになることが多いです。絵を見たりタイムを見たりしながらアフレコをしても、ちょっとの心拍数のズレで合わなくなるので、(主人公・キュアフローラ役の)嶋村さんの口元を見ながら、他の3人はアフレコするようにしています」と語っている。

 「プリキュア」シリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーで、2004年に第1弾「ふたりはプリキュア」がスタートした。第12弾「Go!プリンセスプリキュア」は、全寮制中学・ノーブル学園を舞台に、“プリンセスになる”ことを夢見る中学1年生の春野はるかが、花のプリンセス・キュアフローラに変身して活躍する姿が描かれている。毎週日曜午前8時半に放送。

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