注目ドラマ紹介:「ど根性ガエル」 松山ケンイチらで実写化 30歳のひろしとピョン吉を描く

11日スタートの連ドラ「ど根性ガエル」のワンシーン=日本テレビ提供
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11日スタートの連ドラ「ど根性ガエル」のワンシーン=日本テレビ提供

 アニメ化もされた吉沢やすみさん原作の人気マンガを俳優の松山ケンイチさん主演で初めて実写化した連続ドラマ「ど根性ガエル」(日本テレビ系)が11日、スタートする。ドラマはピョン吉との“運命の”出会いから16年後、30歳になったひろしたちを描くオリジナルストーリー。

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 「ど根性ガエル」は1970年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載をスタート。主人公・ひろしとひろしのシャツに張り付いた“平面ガエル”のピョン吉、ヒロインの京子ちゃん、番長のゴリライモ、寿司職人の梅さんたちが騒動を起こすギャグマンガ。1972、81年にアニメ化され、人気を博した。近年も大人になったひろしやピョン吉らが胃腸薬「ソルマック」(大鵬薬品)のテレビCMに起用されるなど幅広い世代に親しまれてきた。

 ドラマでは、ダメ男と化した30歳のひろしが、ピョン吉に起きたある異変や、自分を見失っている京子ちゃんのためど根性を出す……というストーリー。満島ひかりさんがピョン吉の声を演じ、前田敦子さんが京子ちゃん役、勝地涼さんがひろしの後輩・五郎役、光石研さんが「宝寿司」店主の梅さん役、でんでんさんがひろしの元担任の町田校長役、白羽ゆりさんがよし子先生役、新井浩文さんがガキ大将だったゴリライモ役、薬師丸ひろ子さんがひろしの母ちゃん役で出演する。脚本は「おひさま」(NHK)などの岡田惠和さんが担当する。

 第1話は、30歳になっても仕事もせずふらふらしダメ男と化したひろし(松山さん)は、ピョン吉(満島さん)とケンカを繰り返していた。その矢先、ひろしは離婚して町に戻ってきた京子ちゃん(前田さん)と再会するが冷たい態度を取られる。さらにピョン吉にある異変が起きて……というストーリー。

 オープニングテーマは、「ぴょこん、ぺたん、ぴったんこ~ トノサマガエル アマガエル カエルにいろいろあるけれど~この世で一匹!」という歌詞でおなじみのアニメ版のオープニングテーマを松山さんら出演者10人が歌ったオリジナルバージョンで、主題歌はザ・クロマニヨンズの「エルビス(仮)」。ドラマは11日から毎週土曜午後9時放送。初回は15分拡大版。

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