アニメ「攻殻機動隊　ARISE」の舞台版の主人公・草薙素子（くさなぎ・もとこ）を女優の青野楓さんが演じることが14日、分かった。青野さんは映画「ハイキック・エンジェルス」、舞台「BLOOD－C　～The　LAST　MIND～」などに出演経験があるアクション女優。ほかに荒巻大輔をアニメの声優を務めた塾一久さんが演じるほか、八神蓮さんがバトー役、兼崎健太郎さんがトグサ役として出演することが分かった。

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　「攻殻機動隊」は、1989年に士郎正宗さんが原作マンガを発表。近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織を描いた作品。劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL／攻殻機動隊」（1995年公開）、「イノセンス」（2004年公開）、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」（02年放送）などが製作されており、ハリウッド映画化も発表されている。「ARISE」は、草薙素子が公安組織・攻殻機動隊を創設するまでを描いたシリーズ。

　舞台版は、舞台「ペルソナ」シリーズなどを手がける奥秀太郎さんが演出し、「攻殻機動隊 STAND　ALONE　COMPLEX」などを手がける藤咲淳一さんが脚本を担当する。11月5～15日に東京芸術劇場プレイハウス（東京都豊島区）で上演される。

　◇発表されたキャスト（敬称略）

　草薙素子：青野楓▽バトー：八神蓮▽トグサ：兼崎健太郎▽荒巻大輔：塾一久▽イシカワ：伊阪達也▽パズ：井深克彦▽サイトー：松村龍之介▽ボーマ：松崎裕▽イバチ：高崎俊吾▽クルツ：護あさな▽サイード：吉川麻美▽ツダ・エマ：桃瀬美咲▽ホセ：南圭介