エンジェル・ハート:「シティーハンター」シリーズ新作が初ドラマ化

北条司さんのマンガ「エンジェル・ハート」のイラスト。左から香瑩、冴羽りょう、槇村香
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北条司さんのマンガ「エンジェル・ハート」のイラスト。左から香瑩、冴羽りょう、槇村香

 1980年代後半にヒットし、テレビアニメ化もされた人気マンガ「シティーハンター」シリーズの新作「エンジェル・ハート」が、日本テレビ系でテレビドラマ化されることが16日明らかになった。「シティーハンター」はジャッキー・チェンさん主演で実写映画化され、韓国でも実写ドラマ化されたことはあるが、「エンジェル・ハート」の実写化は初となる。

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 「エンジェル・ハート」は、「シティーハンター」の世界観をもとに新たなパラレルワールドとして描いたマンガで、2001年から連載している。台湾から来た殺し屋の美少女・香瑩(シャンイン)が自殺しようとしたが、すご腕のスイーパー(始末屋)・冴羽りょうのパートナー・槇村香の心臓を移植されて命をとりとめ、りょうとコンビを組む……という物語。海坊主が喫茶店のマスターで、美人刑事の野上冴子も署長になるなど「シティーハンター」でおなじみの人物が年を取って登場し、りょうも香瑩の父親的な立ち位置になっている。

 ドラマは、りょうと香の2人に絶体絶命のピンチが訪れるところから始まる。ハードボイルドな仕掛けやサスペンス要素に加え、「人間愛」や「家族愛」なども盛り込まれるという。作者の北条司さんは「どうなるかまるで想像がつかないので、楽しみにしています」とコメントしている。

 脚本は「35歳の高校生」や「金田一少年の事件簿N」などの高橋悠也さん、演出は「きょうは会社休みます。」や「泣くな、はらちゃん」などの狩山俊輔さん、プロデューサーは「Mother」や「Woman」「デカワンコ」などの次屋尚さん。キャストなどは今後発表する予定。

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