人間がセイウチに改造されるという奇想天外な物語が展開する映画「Mr.タスク」(ケビン・スミス監督)が18日に公開される。人体をセイウチに改造することを夢見る狂気に満ちた老人が、主人公をセイウチに変貌させてしまうというホラー作。悲運に見舞われる主人公をジャスティン・ロングさん、老人をマイケル・パークスさんが演じているほか、主人公の親友テディを「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメントさんが演じている。また、ジョニー・デップさんの娘であるリリー・ローズ・メロディ・デップさんが、今作で映画デビューしていることも話題だ。
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友人のテディ(オスメントさん)とポッドキャストを運営するウォレス・ブライトン(ロングさん)は、航海の話を聞いてほしいという老人がいることを知り、老人の家に取材に向かう。ハワード・ハウという老人(パークスさん)が語る体験談を聞いていたが、ウォレスは睡眠薬入りの紅茶を飲まされ眠ってしまう。目を覚ますと足の感覚がなくなっていたウォレスは、ハワードから「君をセイウチにする」と告げられ……というストーリー。
ぜひ今作は、常識や固定概念というものを持たずに見てほしい。設定からして「どうしてセイウチなの?」という素朴な疑問もあるが、ホラーでありながらもコメディー要素も織り交ぜられた予測不能な展開に、想像している以上に驚かされる。序盤の軽薄さには少しうんざりさせられるものの、舞台がカナダへと移ったあたりから、ホラーもの特有の怪奇な雰囲気が漂い、緊迫感を演出。さらに驚くべきは、奇抜なメークを施したおなじみの某大物俳優(娘と初共演!)が、“酔いどれ探偵ギー・ラポワンテ”役で出演。ノンクレジットのため、試写でも注意して見ていなければ気付かないところだった。探偵による追跡シーンもスリリングだが、全体にグロテスクさと不条理さに満ち、サスペンスとはまた異なるテイストを持つ。カタルシスは一切なく、ラストにはなんとも言いがたい悲哀が感じられた。新宿シネマカリテ(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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