松坂桃李：初オネエ役で“美”磨く　共演者からの称賛に苦笑い

　俳優の松坂桃李さんが22日、東京都内で行われた映画「ピース　オブ　ケイク」（田口トモロヲ監督）の完成披露プレミア上映会に、主演の多部未華子さん、綾野剛さんらとともに登場。今作で初のオネエ役に挑戦した松坂さんは「美意識をとにかく高めました（笑い）。役をいただいてから、まずエステの予約をして、美肌パックを大量に買い込んで、少しでも女心を取り入れようとひたすら。爪も磨いたりして、女性って大変なんだなって、つくづく感じましたね」と苦労を明かした。

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　多部さん演じる主人公・志乃の親友「オカマの天ちゃん」を演じた松坂さんの“オネエぶり”については、多部さんが「本当にステキでしたよ。本当にこんな人がいたらいいなと思った」と絶賛。共演の柄本佑さんも「女子力高いよね」、木村文乃さんも「違和感なかった」と口々に称賛したが、松坂さんは「喜んでいいのかな」と苦笑い。綾野さんから「実は……？」と疑惑の目を差し向けられると、「そういうの記事になっちゃうから！」とあわてていた。

　「ピース オブ ケイク」は、2003～08年に女性向けマンガ誌「FEEL YOUNG」（祥伝社）で連載されたジョージ朝倉さんの人気マンガが原作のラブストーリー。多部さん、綾野さん、松坂さんらのほか、光宗薫さん、菅田将暉さん、峯田和伸さんも出演しており、この日のイベントにも出席した。映画は9月5日公開。