高畑充希:朝ドラ“おやじヒロイン”に「ビビッときた」

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが、2016年春放送開始予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」で主演を務めることが31日、明らかになった。同日、NHK放送センターで開かれた会見で発表された。高畑さんが演じる小橋常子は“おやじヒロイン”という設定で、高畑さんは2564人が参加したオーディションを勝ち抜き、ヒロインの座をつかんだ。高畑さんは「普段からおやじくさいといわれることが多く、(今回の主人公が)“おやじヒロイン”といわれてビビッときた。私らしいと思った」と話した。

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 高畑さんは、自身の“おやじくさい”ところについて「お刺し身と日本酒が好き。おやじくさいねっていわれる」とコメント。制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は、高畑さんの起用理由を「ヒロインは、家族の父代わりとなるが、おやじっぽさを打ち出すかは分からない。おやじっぽいから選んだわけではない」と説明しつつ、「(オーディションで)アドリブに動じず、常子の背中を見ているようだった」と明かした。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。12歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく。

 「実験刑事トトリ」シリーズ、「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけた西田征史さんが原作と脚本を担当する。「とと姉ちゃん」は16年4月から放送。全156回を予定。

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