TBS:10月改編は“小幅” 「いまは体力をつけて育てる時期」

 TBSは1日、東京・赤坂の同局で、10月の番組改編説明会を開き、全日帯(午前6時~深夜0時)7.4%、ゴールデン帯(午後7~同10時)9.6%、プライム帯(午後7~同11時)13.6%という改編率を発表した。既存のレギュラー番組の定着化を重視し、低い改編率となった。

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 背景には、火曜午後9時台の「マツコの知らない世界」や水曜午後10時台の「水曜日のダウンタウン」といった既存の番組の「認知・定着」があるといい、説明会に出席した伊佐野英樹編成局長は「今回の改編は“小幅”。いまは(既存の番組の)体力をつけて、育てる時期に来ていると考えている」と理由を説明した。

 主な改編として、木曜8時台のバラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」を1時間枠から2時間枠(10月から毎週木曜午後7時56分~同9時49分放送)へと拡大。それに伴い現在、女優の蓮佛美沙子さんが主演する連続ドラマ「37.5℃の涙」が放送されている木曜9時台のドラマ枠が廃止される。

 また今年4月から関東でもスタートした午後の情報番組「ゴゴスマ~GO GO! Smile!~」(CBC制作)も1時間枠から2時間枠(28日から毎週月~金曜午後1時55分~同3時51分)へと拡大する。さらに水曜深夜に30分の連続ドラマ枠「テッペン!水ドラ」を新設。第1弾として俳優のオダギリジョーさんが主演する連続ドラマ「おかしの家」(10月から毎週水曜午後11時53分)を放送する。

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