テクノユニット「BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)」が11月に開催する単独公演をもって同ユニットのライブ活動を休止することが明らかになった。メンバーの川島道行さんの脳腫瘍が再発し、治療に専念するため。「ニコニコ生放送」で4日に配信された番組「夏休みニコ生特番」と公式サイトで発表された。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
8月末に受けた検診の結果、脳腫瘍の症状が確認されたという川島さんは番組で「いつとは約束できないけど、1日も早く、必ずまた戻ってきます」と決意を示し、中野雅之さんも「どこまでもあきらめない」と思いを語った。視聴者からは「頑張れ!!」「絶対大丈夫!!」「いつまでも待ちます」など多くのコメントが寄せられた。
ライブ活動は11月5日の大阪・BIG CAT、同7日の東京・新木場STUDIO COASTでの公演をもって休止となるが、楽曲制作は引き続き行う予定。中野さんは「また新しい曲たちも生まれつつあります。この新しい子供たちをファンの元に届ける事も僕たちの大切な使命です。どうか頑張らせてください」とコメントしている。
◇「BOOM BOOM SATELLITES」のコメント
先日の定期検査で、4度目の脳腫瘍の再発が発見されました。これまでも幾度となく闘ってきた病気であり、負けずとアーティスト活動も続けてきましたが、度重なる再発で治療の方法も限られてきたなかで、安心して満足のいくライブ活動を提供していくことにも限界がきてしまったと感じました。
これを受けて、スタッフ、メンバーと協議を重ねた結果、11月の東京と大阪で行うワンマンのライブを区切りに、自分は治療に専念させてもらい、しばらくライブ活動を休止することを決断しました。治療を成功させて必ず戻ってきますので、また会える日を楽しみにしていてください!
これまで、たくさんの会場でブンブンサテライツに会いに来てくれたみんな、感謝しています。あなたたちがいてくれたからこそ頑張ってやってこれました。本当にありがとう。11月のワンマンは心の底から味わってください! バンドは全力で挑みます!!
川島道行
今までたくさんのファンや関係者に支えられて活動を続けてこれたことに対して、今は感謝の言葉しかありません。このバンドはデビューとほぼ同時に川島の脳腫瘍との闘いが始まり、その度に多くの試練を乗り越えながら活動してきました。僕自身、川島の人生を通して多くを学び、喜び、時には泣いたり、とてもカラフルな時間と人生を過ごしてきました。今回の脳腫瘍の再発は残念でなりませんが、川島の治療が成功してまたステージにそろって立てることを信じています。
11月に行われるワンマンライブはすばらしい時間を提供することを約束します! また新しい曲たちも生まれつつあります。この新しい子供たちをファンの元に届けることも僕達の大切な使命です。どうか頑張らさせてください。ライブ活動は一旦休止となりますが、川島道行とBOOM BOOM SATELLITESを今後ともよろしくお願いします!
中野雅之