ここさけ:声優・水瀬いのりが始球式でノーバン投球 「あの花」の茅野愛衣と登場

西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)で開催されたプロ野球・埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式に登場した水瀬いのりさん(左)と茅野愛衣さん(C)KOKOSAKE PROJECT
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西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)で開催されたプロ野球・埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式に登場した水瀬いのりさん(左)と茅野愛衣さん(C)KOKOSAKE PROJECT

 劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)の成瀬順役の水瀬いのりさんと、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)の本間芽衣子(めんま)役の茅野愛衣さんが13日に西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)で開催されたプロ野球・埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式に登場した。2人は「せーの」と声を掛け合い、2人のキャッチャーにめがけてそれぞれボールを投げ、水瀬さんのストレートはノーバウンドでキャッチャーに届いた。一方、茅野さんが投げたボールはワンバウンドでキャッチャーミットに収まった。

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 水瀬さんは「両親が球場に来ていて、どこかで見てくれているんだと思いながらも、いつものイベントより何十倍も緊張して始まるのを待っていました。マウンドにあがってからはアッという間に終わってしまいました」とコメント。茅野さんは「時間が近づくといのりちゃんと一緒に震えていました。でも、選手に『頑張ってください』と伝えられたり、『ここさけ』と『あの花』のコラボということで、とてもうれしかったです」と喜んだ。

 「ここさけ」は、「あの花」のスタッフが手がけたことで話題の劇場版アニメで、ともに埼玉・秩父が舞台となっていることから、埼玉県が本拠地の西武とのコラボが実現。この日は「ライオンズの勝利を心が叫びたがってるんだ。Supported by 超平和バスターズ」と題して始球式やトークショーが行われた。

 水瀬さんは背番号919(『ここさけ』の公開日の9月19日)やJUNとデザインされたユニホームで、茅野さんのユニホームには背番号921(ドラマ版『あの花』の放送日の9月21日)やMENMAとデザインされていた。水瀬さんがニ回裏、茅野さんが三回裏に場内アナウンスに挑戦した。試合後はトークショーが開催され、約3800人のファンが集まった。また、当日は茅野さんの28歳の誕生日で、二つの作品のキャラクターデザインを手がけた田中将賀さんが駆けつけ、花束を贈呈した。

 「ここさけ」は、トラウマを抱え、目立たないように生きてきた成瀬順が、高校の地域ふれあい交流会の実行委員に任命され、仲間と出会うことで変わっていく……というストーリー。「あの花」を手がけた長井龍雪監督、脚本の岡田麿里さん、キャラクターデザインの田中さんが再集結したことも話題になっている。19日に公開。

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