ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
「あの花」の愛称で知られる人気アニメを映画化した「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(長井龍雪監督)が8月31日に封切られた。同作は、2011年4~6月にフジテレビ系深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された全11話のオリジナルアニメで、舞台のモデルになった埼玉県秩父市にファンが押し寄せる“聖地巡礼”現象を巻き起こすなど人気を博している。劇場版では、テレビアニメに過去の出来事やラストから1年後のエピソードなどを追加した。テレビ版と同じく、「とらドラ!」などの岡田麿里さんが脚本を担当し、「とある科学の超電磁砲」シリーズなどの長井監督がメガホンをとった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
宿海仁太(じんたん、声・入野自由さん)、本間芽衣子(めんま、声・茅野愛衣さん)、安城鳴子(あなる、声・戸松遥さん)、松雪集(ゆきあつ、声・櫻井孝宏さん)、鶴見知利子(つるこ、声・早見沙織さん)、久川鉄道(ぽっぽ、声・近藤孝行さん)は子どものころ、「超平和バスターズ」と名乗り、秘密基地に集まって遊ぶ楽しい日々を過ごしていたが、ある夏の日に不慮の事故で芽衣子が死んでしまい、疎遠になってしまう。5人は高校生になり、仁太の前に死んだはずの芽衣子が現れる。芽衣子は超平和バスターズのみんなに願いをかなえてほしいと言うが、その願いがなんであるかを探ろうと、5人は再び集まり……というストーリー。
放送時には大人が泣けるアニメとして話題になったが、劇場版で改めて見ても“泣ける”の一言に尽きる。亡くなった芽衣子が登場するというファンタジー要素はあるが、リアリティーのある設定と構成が涙腺を刺激する。劇中に流れる「secret base~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」が、さらに感動を誘う。物語の設定上、派手さはないが、カタルシスが得られ、何度見ても泣ける作品だ。劇場版は過去の出来事やテレビシリーズのエンディングの1年後が描かれており、「あの花」好きの期待も裏切らない。8月31日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開中。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もOKと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
許斐剛(このみ・たけし)さんの人気テニスマンガ「新テニスの王子様」が原作のテレビアニメ「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」の続編「新テニスの王子様 U-17 WOR…
寺嶋裕二さんの人気野球マンガ「ダイヤのA」の第2部「ダイヤのA actII」の外伝「ダイヤA actII 外伝 帝東VS.鵜久森」が、12月25日発売の「週刊少年マガジン」(講談…
池田理代子さんの名作マンガが原作の新作劇場版アニメ「ベルサイユのばら」(吉村愛監督、2025年1月31日公開)の本編の歌唱シーンが12月25日、YouTubeで公開された。同作は…
「北斗の拳」「花の慶次」などで知られる原哲夫さんが描き下ろしたことも話題の人気カードゲーム「ポケモンカードゲーム」のカード「イルカマンex」をデザインしたクリアファイルが、12月…
人気アニメ「ガンダム」シリーズをモチーフとしたアパレルのコンセプトショップ「STRICT-G」とミリタリーファッションブランド「ALPHA INDUSTRIES (アルファ イン…