女優の杏さんが正義感の強い銀行員を演じるドラマ「花咲舞が黙ってない」（日本テレビ系）の最終回が16日、10分拡大版で放送され、平均視聴率は14．8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同）だった。

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　「花咲舞が黙ってない」は、「半沢直樹」シリーズの池井戸潤さんの小説「不祥事」（実業之日本社、講談社文庫）が原作。主人公の銀行員・花咲舞（杏さん）が、現金紛失や情報漏えい、融資トラブルなど毎日どこかの支店で問題が起こる銀行で、見て見ぬふりができず、事件や不祥事を解決していく……というストーリー。2014年4月に第1期が放送され、最高視聴率は18．3％（最終話）、平均視聴率も16．0％の好成績を記録していた。

　第2期となる今クールは初回が14.7％、第2回12.9％、第3回14.7％、第4回14.1％、第5回13.6％、第6回14.3％、第7回15.6％、第8回14.2％、第9回15.0％、第10回15.1％と好調に推移していた。

　最終回は、大手建設会社・蔵中建設が倒産したというニュースが流れる。融資をしている東京第一銀行にも大きな損失が予想され、行内は騒然とする。そんな中、舞（杏さん）と相馬（上川隆也さん）は、堂島専務（石橋凌さん）に呼び出され、蔵中建設の社員と名乗る人物から「東京第一銀行に賄賂として会社から1億円流れている」という告発メールが届いたことを告げられる。堂島は、秘密裏に真相を確かめるよう舞と相馬に命じるが……というストーリーだった。