山下智久:初の僧侶役で滝行挑戦 「煩悩消えた」

 俳優で歌手の山下智久さんが20日、東京都内で行われた“月9”ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)の制作発表に出席した。初の僧侶役を務める山下さんは、黒の袈裟(けさ)姿で数珠を手にして登場し、「(東京・)表参道での撮影が多いんですが、僕の格好の違和感が逆に気持ちよくて楽しんでいます」と笑顔。滝行シーンにも挑戦したといい、「水圧がすごくて、僕自身の煩悩も消えたかと……」とジョーク交じりに話していた。

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 ドラマは、マンガ誌「Cheese!」(小学館)で2010年から連載されている相原実貴さんの「5時から9時まで」が原作。山下智久さん演じるイケメン僧侶・星川高嶺(ほしかわ・たかね)と石原さとみさん演じるモテ期が訪れた英会話講師・桜庭潤子のラブコメディーが描かれる。

 高嶺は高学歴・高身長・高収入だが、独特の世界観を持ち、何を考えているか分からない人物で、山下さんは「変わり者。普通の人には理解できない行動も取っていくんですが、視聴者の方がぎりぎり離れないレベルで演じていけたら」と抱負。高嶺は潤子に拒否されても何度もアプローチし続けていくといい、「僕にはできない。3回くらい食事に誘って断られたら、たぶんあきらめます」と笑いながら明かしていた。

 この日の会見では、共演の古川雄輝さん、高梨臨さん、ジャニーズJr.の長妻怜央さん、寺田心くん、速水もこみちさん、中村アンさんも出席。長妻さんが「大先輩の山下くんと共演できて光栄です」と語ると、山下さんは「後輩と一緒に仕事をすることはなかなかないので、楽しみながらいい作品を一緒に作れたら」と笑顔。子役の心くんが「智久お兄ちゃんと休み時間に演技を教えてもらったり、遊んでもらったりしています」と語ると、「あっちむいてホイや、しりとり、かけっことかをしています」と明かしながら優しいまなざしを送っていた。

 ドラマは10月12日から毎週月曜午後9時放送。初回は15分拡大。

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