上原多香子:復帰後初舞台で「やっと今日を迎えられる」 宅間が演技を絶賛

舞台「くちづけ」の会見に登場した上原多香子さん
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舞台「くちづけ」の会見に登場した上原多香子さん

 ダンス・ボーカルグループ「SPEED(スピード)」の上原多香子さんが7日、東京都内で行われた舞台「くちづけ」の会見に登場した。上原さんは2014年9月に夫でヒップホップグループ「ET-KING」のメンバーのTENN(本名・森脇隆宏)さんを亡くし活動を休止していたが、今回の舞台で芸能活動再開となり、今の心境を聞かれると、熟考しつつも「この稽古(けいこ)にすごく集中していたので、やっと今日を迎えられるという喜びでいっぱい」と語った。

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 また、作・演出で出演もしている宅間孝行さんは舞台の見どころとして前半の上原さんとのシーンを挙げ、「いい芝居をするんですよ、上原さんが。踊っているだけじゃないぞ、と。ひしひしと泣かせる名演をしております」と上原さんの演技を絶賛。上原さんは恥ずかしそうに顔を隠し照れ笑いしていた。上原さんは「今回は知的障害者のグループホームが舞台のお話なので、すごく難しくて」と言いつつ、「待っていてくださるお客様に早く会いたい」と意気込みを語った。会見には上原さん、金田明夫さん、森田涼花さん、大和田獏さん、かとうかず子さん、柴田理恵さん、作・演出の宅間さんが出席した。
 
 舞台「くちづけ」は演出家の宅間さんが作・演出を手がける「タクフェス」の第3弾で、上原さんは昨年上演された前作「夕-ゆう-」にも出演していた。「くちづけ」は10年以上前に実際に起きた出来事を基に作られた舞台で、知的障害者が集まるグループホームを舞台にした人間模様が描かれる。7~18日の期間にサンシャイン劇場(東京都豊島区)で上演され、12月13日まで全国10都市で上演される。

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