西島秀俊:名古屋弁で「でら、うれしいがね!」 「MOZU」舞台あいさつでご機嫌

「ミッドランドシネマ名古屋空港」で行われた「劇場版 MOZU」の舞台あいさつに登場した西島秀俊さん
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「ミッドランドシネマ名古屋空港」で行われた「劇場版 MOZU」の舞台あいさつに登場した西島秀俊さん

 俳優の西島秀俊さんが13日、「ミッドランドシネマ名古屋空港」(愛知県豊山町)で行われた公開中の映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)の舞台あいさつに登場した。西島さんは観客に向かって、繰り返し手を振るなどリラックスした様子で「名古屋で重要なアクションシーンを撮らせていただいて、ぜひあいさつに来たいと思っていて……。でら、うれしいがね(とてもうれしい)! 一人一人と握手したいぐらい」と名古屋弁を交えて、舞台あいさつの開催を喜んだ。

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 また司会者から「名古屋弁ぺらぺらですか」と聞かれると、「そんなことないです」と言いつつ、「名古屋弁を言いたくてしょうがなかったんです」とうれしそうな笑顔を見せていた。

 同作は7日に公開され、7、8日の週末観客動員数ランキング(興行通信社調べ)で1位を獲得。この日はヒットを記念した舞台あいさつで、会場には女性を中心としたファン約350人が詰めかけた。西島さんは「きょうは女性の方が多くてうれしい。女性で(MOZUを)怖い、難しいと思っている人がいると聞きましたが、怖くないです。お金を払った分、楽しんでいただける自信があります」とコメント。客席から幼い子供の声が上がると「大丈夫? (映画を)見るのかな?」と声をかけるなどして、交流を楽しんでいた。

 「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説が原作で、2014年4月からTBS系でシーズン1(全10話)、同年6月からWOWOWでシーズン2(全5話)を連続ドラマとして放送。公安のエース・倉木尚武(西島さん)が、殺し屋・百舌(モズ)の存在の謎や公安の秘密作戦にまつわる悲劇、国家を揺るがす策略などに迫る姿が描かれた。劇場版は、その続編で完結編にあたり、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描いている。フィリピンでも大規模ロケが行われた。

 名古屋市内では、道路を封鎖した大規模なアクションシーンの撮影が行われたほか、豊田市などでも撮影が行われた。同日、名古屋市内で行われた会見には同県の大村秀章知事も出席した。

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