入間人間:ボカロ小説に初挑戦 「しゅうまつがやってくる!」を小説化

入間人間さんの小説「しゅうまつがやってくる!-ラララ終末論。1-」のカバー
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入間人間さんの小説「しゅうまつがやってくる!-ラララ終末論。1-」のカバー

 人気ライトノベル「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」などで知られる人気作家の入間人間(いるま・ひとま)さんが、音楽プロデューサーのsasakure.UK(ササクレ・ユーケイ)さんのボーカロイド楽曲「しゅうまつがやってくる!」を小説化することが分かった。入間さんがボーカロイド楽曲を原案としたボカロ小説を書くのは初めて。「しゅうまつがやってくる!-ラララ終末論。1-」としてKADOKAWAから12月18日に発売される。

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 原案の楽曲「しゅうまつがやってくる!」は、動画配信サイト「ニコニコ動画」でシリーズ累計860万再生を超えるsasakure.UKさんの「終末」シリーズの1曲。小説では通学の途中、5分だけ一緒に過ごす男の子に恋をする文崎双葉(あやさき・ふたば)が、あるメールをきっかけに日常が一変する……というストーリー。アイドルグループ「私立恵比寿中学」の「仮契約のシンデレラ」のジャケットなどを手がけるusi(ウシ)さんがイラストを担当する。

 入間さんは「この仕事を始めるまで、いわゆるボーカロイドというものとは縁遠い人間でした。そんなやつになぜこうした仕事が任されたのか。実は自分にも分かりません。そういう流れがあって、そういう巡り合いがあったと思うほかありません。そして、この歌にまつわる話も、そうした巡り合わせに思いをはせるものではないかと思います。この歌と本に出会って悪くなかったと思えるような、そんな出会いが増えることを願って携わらせていただきました」とコメントしている。

 「しゅうまつがやってくる!-ラララ終末論。1-」は四六判で256ページ。価格は1000円(税抜き)。

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