秋本治:「こち亀」作者がボカロマンガ掲載 マーガレットに読み切りで

「マーガレット」5号に掲載されている「Vocalo−ボカロ−」のイラスト(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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「マーガレット」5号に掲載されている「Vocalo−ボカロ−」のイラスト(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者・秋本治さんが、5日発売のマンガ誌「マーガレット」5号(集英社)にボーカロイド(ボカロ)をテーマにした読み切りマンガを掲載した。タイトルは「Vocalo−ボカロ−」で、同誌の創刊50周年企画の一環として、「50年後の未来へ」と題した読み切りシリーズのラストを飾っている。

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 同誌5号には、インタビューも掲載されており、秋本さんは「いつもと違う読者層に向けて描くので、緊張感があって非常に楽しい」と説明。ボカロをあえて読み切りで扱ったことについて「『こち亀』だと説明がメインになってしまうので、ボカロの気持ちの部分を描きたかった」と思いを明かしている。

 「Vocalo −ボカロ−」は、“ボカロミュージック”が世界中に広がった2060年、世界の30億人から選ばれる音楽賞「World Vocalo Excellent」ではアメリカのボカロPなどが上位を占め、発祥の地・日本は駆逐されている時代が舞台。ボカロPになりたかった15歳の日本の少年・剣城レオンはある日、家に帰ると、小学生のころ遊んでいた「ボーカドール」という玩具を見つけ、忘れていた夢を思い出す……というストーリー。

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