下町ロケット:第7話視聴率は17.9% じわり上昇

連続ドラマ「下町ロケット」に主演している阿部寛さん
1 / 1
連続ドラマ「下町ロケット」に主演している阿部寛さん

 俳優の阿部寛さんが主演を務める連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系)の第7話が29日に放送され、平均視聴率は17.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。後半パート「ガウディ計画編」の初回となった先週第6話で記録した17.8%から微増となり、依然好調をキープしている。

あなたにオススメ

 これまでの視聴率は、10月18日に放送された初回が16.1%、第2話が17.8%、第3話が18.6%、第4話が17.1%と推移。前半パート「ロケット編」の完結となった第5話では、今期の連ドラ最高で初の大台となる20.2%を記録していた。

 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平(阿部さん)は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされ、父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢をあきらめきれずにいる……というストーリー。22日放送の第6話からは、池井戸さんの最新刊「下町ロケット2 ガウディ計画」が原作で、医療分野を扱う「ガウディ計画編」に突入している。

 同じ「日曜劇場」枠で池井戸さん原作のヒットドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を送り出してきたスタッフが手掛けていることでも話題を集めており、阿部さんが同局の連続ドラマに出演するのは、2010年4月期の日曜劇場「新参者」以来5年ぶりで、娘の利菜役で土屋太鳳さんも出演。「ガウディ計画編」からは小泉孝太郎さんや世良公則さんらも登場している。

 第7話は、新型人工弁「ガウディ」の開発に挑戦することになった佃製作所が、開発部の立花(竹内涼真さん)をリーダーにチームを立ち上げる。しかし、うまくいかず計画を原点から見つめ直すことに。一方、NASA(米航空宇宙局)出身で、サヤマ製作所の2代目社長の椎名(小泉さん)は、アジア医科大学の心臓血管外科部長の貴船(世良さん)に人工心臓だけでなく人工弁への参入を促す……という内容だった。毎週日曜午後9時放送。

テレビ 最新記事