片岡愛之助:「真田丸」で大河初出演 “半沢”から一変、堺雅人と今度は“盟友”に

2016年のNHK大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」に出演することが決まった片岡愛之助さん
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2016年のNHK大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」に出演することが決まった片岡愛之助さん

 歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが、堺雅人さん主演で2016年に放送されるNHK大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」に出演することが24日、発表された。愛之助さんは大河初出演。堺さんと共演した大ヒットドラマ「半沢直樹」で、堺さん演じる主人公の敵役を演じて話題となった愛之助さんだが、今回は後に愛娘を正室として嫁がせ親族になる堺さん演じる真田信繁(幸村)の“盟友”・大谷吉継を演じる。

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 大谷吉継は、知勇を兼ね備えた豊臣家屈指の名将。愛之助さんを起用した理由について、制作統括・屋敷陽太郎さんは「非常に重要な役柄で、愛之助さんのおおらかなイメージや人を引きつける魅力などが(大谷吉継を演じるのに)ぴったり。愛之助さんの和装姿はしびれるくらいかっこいい。それを大河の中で演じてほしいというのが長年の私の夢だった」と説明。さらに、「半沢直樹」ではライバル役を演じたが「今回は“盟友”役。敵役じゃない2人の姿を楽しみにしてほしい」とアピールした。

 「真田丸」は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将・真田信繁(幸村)が主人公。信繁は、上杉景勝、豊臣秀吉の人質として暮らし、関ケ原の戦いで西軍につく。大坂の陣で砦(とりで)を作って徳川家康の軍と奮戦するも、夏の陣で戦死。ドラマでは、信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族と共に知恵と勇気と努力で戦国の世をサバイバルし、家族と育んだ愛を胸に大坂城へ向かう姿が描かれる。題名の「真田丸」は信繁が大坂の陣で築いた砦の名。戦国の荒波に立ち向かう真田家を一隻の船に例えているという。脚本は、脚本家で演出家の三谷幸喜さんが手がける。16年1月10日から全50回を予定。

 この日行われた会見には、 千利休役の桂文枝さん、豊臣秀吉役の小日向文世さん、北政所役の鈴木京香さん、片桐且元役の小林隆さん、茶々(淀)役の竹内結子さん、石田三成役の山本耕史さん、豊臣秀次役の新納慎也さん、豊臣秀頼役の中川大志さんが出席。愛之助さんは舞台公演のため欠席した。

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