小島秀夫:「メタルギア ソリッド5」の人気クリエーター 授賞式に登壇せず

ゲームクリエーターの小島秀夫さん(2012年8月撮影)
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ゲームクリエーターの小島秀夫さん(2012年8月撮影)

 プレイステーション(PS)やPSVitaなどソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機専用ソフトの中から人気作品を表彰する「プレイステーションアワード2015」が3日、東京都内で開かれ、「メタルギア ソリッド5 ファントムペイン」(コナミデジタルエンタテインメント)が表彰されたが、ゲームを制作したゲームクリエーターの小島秀夫さんは登壇しなかった。

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 「メタルギア ソリッド5 ファントムペイン」は、ユーザーが選ぶ「ユーザーチョイスアワード」と日本・アジア地域で100万本以上を売ったゲームに贈られる「プラチナプライズ」に選ばれた。アワードには、同社の広報宣伝本部の担当者が出席してトロフィーを受け取った。PSアワードは、ゲームクリエーターを顕彰する色合いが強く、小島さんも積極的に発表会などの表舞台に登場してコメントするタイプの“モノ言うクリエーター”として知られており、シリーズ完結作となった同ゲームについて何を語るか注目されていた。

 小島さんは、人気ゲーム「メタルギア」シリーズを手掛けた同社の看板ゲームクリエーターで、映画的な演出をゲーム制作に持ち込み、2001年には米ニューズウィーク紙で「未来を切り拓(ひら)く10人」に選ばれるなどし、2011年にはコナミデジタルエンタテインメントの執行役員副社長に就任した。だが今年に入って、自身の名を冠したゲーム開発チーム「小島プロダクション」が解散。一部のメディアが小島さんの退社を報じ、同社がそれを否定している。

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