俳優の市村正親さんが3日、東京都内で4日から上演される主演ミュージカル「スクルージ~クリスマス・キャロル~」の会見に登場。9月の舞台出演中に右膝半月板を損傷し、手術後初の舞台となるが、市村さんは会見中に右足を軸にしたY字バランスを披露するなど元気な様子を見せ、「野球選手でも3カ月はかかるというけど、普段から筋肉を鍛えていたから40日で復帰できました!」と復活をアピールした。
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市村さんは会見前に行われた公開げいこでも元気に演技をする姿を見せ、会見ではY字バランスを披露したほかにも、報道陣に対して「元気です!」といきなり声を大にして驚かせ、「びっくりした?」と笑いを誘うなどノリノリ。「心配しなくても大丈夫そうですね?」と声をかけられると、「心配はして!」と茶目っ気たっぷりに返していた。
また、40日ぶりの復帰に対しては「舞台には支障がない。神様に感謝しなきゃいけないと思うのが、術後の舞台がこれでよかった。スクルージは飛んだり跳ねたりがなくて、おじいちゃんの役なので(演技が)ゆっくりで済む」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、あらゆる方法で復帰をアピールしつつも、「あまり無茶せずにいきたい。元気なるとすぐ調子にのるので」と話していた。
ミュージカルは、英国の文豪ディケンズの代表作「クリスマスキャロル」をベースにしており、1994年から6回目の上演となる。市村さんが主演するほか、武田真治さん、笹本玲奈さん、田代万里生さん、香寿たつきさんらが出演する。赤坂ACTシアターで4~15日に上演する。