沢尻エリカ:11年ぶり復活「大奥」で主演 “聖女”と“悪女”の2役に

11年ぶりに復活する「大奥」沢尻エリカさん
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11年ぶりに復活する「大奥」沢尻エリカさん

 江戸時代の大奥を舞台に、女たちの壮絶な人間模様を描いて人気を博したドラマ「大奥」(フジテレビ系)が、女優の沢尻エリカさん主演で11年ぶりに復活することが4日、明らかになった。来年1月に2週連続のスペシャルドラマとして放送され、本格的な時代劇は初めてという沢尻さんが、“悪女”と“聖女”の2役を演じ分ける。

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 沢尻さんは「初の本格的な時代劇です。所作や言い回しなど、慣れないことがいっぱいあって、あまり思うように表現できませんでしたが、体当たりで二役演じさせていただいて、時代劇のおもしろさを知ることができました」と語っている。

 「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、04年10月に「大奥~第一章~」、05年10月に「大奥~華の乱~」を放送。06年12月には映画が公開され、07年には舞台も上演された。若手俳優を起用したキャスティング、大胆に脚色されたストーリーなどが若い女性層からの支持を集めた。

 今回の新作の舞台は、江戸幕府11代将軍・徳川家斉の「青年期」と「壮年期」を描く。沢尻さんは、「壮年期」を描く第1部「最凶の女」編で、最強の側室で“悪女”「お美代」を演じ、家斉政権の黎明(れいめい)期を描く第2部「悲劇の姉妹」編では、悲劇に翻弄(ほんろう)される“聖女”「梅」の2役を演じる。新作の脚本は「大奥」シリーズを手掛けてきた浅野妙子さんと、林徹監督が務める。

 ドラマは2週に渡って放送され、2016年1月22日に「第1部~最凶の女~」、1月29日に「第2部~悲劇の姉妹~」がいずれも午後9時から放送される。

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