市川猿之助:ワンピース歌舞伎の次はアニメに SP版で声優初挑戦

スペシャルアニメ「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」(フジテレビ系)でゲスト声優を務める木下ほうかさん、市川猿之助さん、音尾琢真さん
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スペシャルアニメ「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」(フジテレビ系)でゲスト声優を務める木下ほうかさん、市川猿之助さん、音尾琢真さん

 大人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」が原作の「スーパー歌舞伎2(セカンド)『ワンピース』」も話題となった歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、19日放送のスペシャルアニメ「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」(フジテレビ系)にゲスト声優として出演することが7日、明らかになった。猿之助さんは今回が声優初挑戦で、ルフィへのリベンジに燃える海賊・フォクシーの手下で新キャラの知将・コーメイを演じる。

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 猿之助さんは「初めてのアフレコは未体験のことばかりでとても勉強になりましたが、特に戦闘シーンのアフレコが難しかったです」と収録を振り返ると、「コーメイは諸葛亮をイメージして歌舞伎の悪役っぽく演じてみました。善対悪ではなく、コーメイにも正義の理由があります。それに立ち向かうルフィの運命やいかに、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。また俳優の木下ほうかさんと演劇ユニット「TEAM NACS」の音尾琢真さんも、それぞれフォクシーの手下となる新キャラ・カンショウ、ドウジャク役で声優に初挑戦することも発表された。

 「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」は、完全オリジナル新作となる初の冬スペシャルで、「悪魔の実」の能力を封じる“能力者封じの島”といわれる霧の島を舞台に、主人公のルフィら麦わらの一味が絶体絶命の危機に陥るという内容。かつて仲間を奪い合うゲームでルフィに大敗した海賊・フォクシーのリベンジマッチを受けるルフィだが、天才策略家のコーメイの罠によって仲間を閉じ込められ、さらに能力者が能力を使えない“能力者封じの島”で戦うことになる……というストーリーが展開する。

 企画を担当した東映アニメーションの櫻田博之さんは「今回の冬スペシャルは、懐かしい雰囲気やキャラクターが登場しつつも、新世界編の強い麦わらの一味の活躍も満載。 とてもワンピースらしい冒険活劇になっています」と明かすと「ルフィたちは海軍きっての知将・コーメイ中将により、かつてない窮地に追い込まれます。悪魔の実の力がまったく効かなくなるという、前代未聞の島で繰りひろげられる大バトル! 敵のコーメイは、市川猿之助さんによって、すさまじい強敵となっています」と自信を見せている。

 「ワンピース」は、尾田栄一郎さんのマンガが原作で、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険するというストーリー。1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、99年からテレビアニメが放送されている。土曜プレミアム「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」は19日午後9時から放送。

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