プロ野球・東京ヤクルトスワローズの真中満監督が9日、“その年にユーモアで貢献し、世の中に明るい話題を提供した人”に贈られる「平成27年度ゆうもあ大賞」(ゆうもあくらぶ主催)に選ばれ、東京都内で行われた表彰式に出席。10月のドラフト会議で外れくじを引いたにもかかわらず思わずガッツポーズをしてしまったおちゃめなキャラクターを認められての受賞で、真中監督は「選手の指名が他球団と重複しないと思っていたため、(競合になって)動揺してしまったのと、あの日は運勢がいいと聞いていたので……。『NPB』のロゴが見えてすぐガッツポーズしてしまった」と弁明した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
また真中監督は「生放送の番組を台無しにしてしまったかと思った。でも成立してよかった。目立ってはいけない場面で目立ってしまった」とこの日も反省しきり。今回の受賞に関しては「少しは救われました」と照れ笑いを浮かべていた。
表彰式には同賞を受賞した女優でタレントの黒柳徹子さん、俳優の北大路欣也さんも出席。黒柳さんは真中監督の勘違いガッツポーズについて「笑わせていただきました」とコメント。一方、日本シリーズでヤクルトが敗れたソフトバンクの“お父さん犬”役としても知られる北大路さんは「素晴らしいチャンピオンシップで、僕は感動させてもらった」と真中監督の本業での戦いぶりを称賛していた。