注目の新譜:中森明菜「FIXER」 1年間かけて制作した6年ぶりのオリジナルアルバム

中森明菜のアルバム「FIXER」の通常盤ジャケット
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中森明菜のアルバム「FIXER」の通常盤ジャケット

 歌手の中森明菜さんが、ニューアルバム「FIXER」(ユニバーサル ミュージック)を30日に発売した。

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 2009年8月にリリースした「DIVA」以来、約6年ぶりのオリジナルアルバム。15年1月に発売した5年半ぶりのオリジナル曲でエキゾチックなダンスチューンの「Rojo-Tierra-」や、全編英語詞で話題を集めた「unfixable」などのシングル曲のほか、14年夏から15年夏まで約1年をかけて制作されたというナンバーが収録されている。米国の四つの州を移動しつつ中森さん自身が各場所で生活し、感じた感覚を元に制作が進められたというサウンドは、歌謡曲のリズムが根底にありながらもエッジの利いたポップスや、EDMテイストのナンバーもあり、華やかさと繊細さ、切なさを感じさせる。また、タイトル曲の「FIXER-WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING-」は、映画「女が眠る時」(16年2月27日公開)のイメージソングに採用され、同映画の予告編では中森さんがタイトルコールも担当している。

 アルバム「FIXER」は全11曲入りで、DVD付属の初回限定盤が4104円、通常盤が3240円。シークレットトラックとして「Rojo-Tierra-」と「unfixable」のアルバムバージョンを収録。DVDには「FIXER-WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING-」映像を収録している。

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