レベッカ:15年ぶりMステ出演 タモリへの「償い」

15年ぶりに「ミュージックステーション」に出演する「レベッカ」=テレビ朝日提供
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15年ぶりに「ミュージックステーション」に出演する「レベッカ」=テレビ朝日提供

 1991年に解散し、今年8月に20年ぶりに再結成ライブを行ったロックバンド「レベッカ」が、23日に放送される音楽特番「30年目突入!史上初の10時間SP MUSIC STATION ウルトラFES」(テレビ朝日系)に出演することが11日、明らかになった。「レベッカ」が「ミュージックステーション(Mステ)」に出演するのは15年ぶりで、再結成後に地上波テレビに出演するのは初めて。人気曲「RASPBERRY DREAM」と「フレンズ」の2曲を披露する。

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 今回の出演を決めた理由について、メンバーは「(当時)テレビに出ていなかった私たちがミュージックステーションにだけは4回も出演しているということ。それから、当時あまりに過密なスケジュールの中で出演し、疲れ果てていたところをタモリさんから、『君たち緊張感ないね』と叱られた記憶があって、その償いという気持ちもあります」と説明。「今回、久しぶりにお会いしますので、タモリさんには『大人になりました』と報告に上がります」とメッセージを寄せている。

 レベッカは、84年にメジャーデビューしたロックバンド。ボーカルのNOKKOさんのキュートでパワフルな歌声やファッションが話題を呼んだ。4枚目のシングル「フレンズ」(85年)が大ヒットし、アルバムもミリオンヒットを記録したが、人気絶頂の91年に解散。95年と2000年に期間限定で再結成していたが、今夏には95年に阪神・淡路大震災の復興のためのチャリティーライブ以来、20年ぶりに観客の前でパフォーマンスを繰り広げた。

 23日放送の特番は、再結成後初のテレビ出演となるが、メンバーは「緊張しました。当時からあまりテレビに出ないバンドでしたから、『もしもあの頃、テレビに出ていたら』という想像を投影しながら演奏するという、面白い体験ができました」とコメント。「80年代に私たちみたいなバンドがいたということを、若い世代のみなさんにも伝えていければ」と話している。
 
 特番は“世界に誇るニッポンの歌”をテーマに約10時間にわたって放送。「嵐」「AKB48」「エレファントカシマシ」「モーニング娘。’15」「ももいろクローバーZ」、奥田民生さん、工藤静香さん、倖田來未さん、小室哲哉さん、近藤真彦さん、槇原敬之さん、森高千里さんら約40組が出演。歌声合成ソフトから誕生したバーチャルシンガーの初音ミクも登場する。9月23日正午から放送。

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