佐々木蔵之介：日本一の銘酒「十四代」誕生秘話に深く感銘

　俳優の佐々木蔵之介さんが、銘酒誕生に秘められたドラマを紹介するシリーズ第13弾で山形県の高木酒造に密着したWOWOWの特別番組「銘酒誕生物語スペシャル 『十四代』400年の軌跡」（2016年1月3日放送）で語りを務めることが分かった。佐々木さんの実家は蔵元で、俳優になる前は大学の農学部で酒米の研究などに取り組んでいたという経歴を持ち、「自分は日本酒の酒蔵に生まれて、小さい頃から蔵のことを知っているだけに、気持ちが入りこんでしまう部分も多かった」と話している。

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　同番組では7年間で30回以上にも及ぶ取材を行い、高木酒造の十五代目・高木顕統さんが命懸けで取り組んだ日本酒「十四代」誕生の裏側に迫った。佐々木さんは日本酒の魅力について「日本人の原点である米から醸したお酒ということが大きいのではないでしょうか」と話し、「それは嗜好（しこう）品というだけでなく、神にささげるために、そしてまつりごとのためにも日本酒は登場してくる。ただの飲み物ではなく、日本人の中にあるDNAのようなものだと僕は思っています」と熱く語った。

　また、番組の見どころについて「これは日本酒業界のトップを走る『十四代』がどのようにして生まれたのか。高木さんとはどんな人なのか。そして彼がどのように日本酒業界をけん引し、ネットワークを作り上げたのか。そして日本酒業界はどのように変化してきたのか分かる。ますます日本酒のことを知ることができるし、日本酒がおいしく思える番組です」とアピールしている。

　番組は、2016年1月3日午後3時からWOWOWプライムで放送される。