天空の城ラピュタ:15回目の放送も17.9%の高視聴率

15日に放送された「天空の城ラピュタ」(C)1986 二馬力・G
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15日に放送された「天空の城ラピュタ」(C)1986 二馬力・G

 15日に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で放送された宮崎駿監督の名作アニメ「天空の城ラピュタ」の平均視聴率が17.9%を記録したことが、ビデオリサーチの調べ(関東地区)で分かった。前回放送時(2013年8月)の18.5%にはわずかに及ばなかったものの、15回目の放送にもかかわらず、高視聴率を記録した。

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 同アニメの放送時には近年、視聴者が劇中に合わせて滅びの言葉「バルス」をSNSや掲示板に一斉に書き込む“バルス祭り”が巻き起こることが恒例となっており、14回目となる前回の放送では、毎秒14万3199ツイートとツイッターの世界最高記録を大幅に更新した。今回は、NTTデータが15日午後5時から“バルス祭り”のツイート全量をリアルタイムで計測。ツイッター社が発表した前回の記録と単純比較はできないものの、約5万5000ツイートにとどまっている。

 なおこうした“バルス祭り”について、今回スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに聞いてみると、当の宮崎監督は知らないことが分かった。「僕も周囲も本人に言っていない。ニュースも見ないし、新聞も読まない。情報から(自分を)遠ざけたいのかもしれない」と話している。

 「天空の城ラピュタ」は、86年に公開された劇場版アニメ。鉱山の町で働く少年・パズーは、青い石のペンダントをした少女シータが目の前に落ちてきたことをきっかけに、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める冒険の旅に出る……というストーリー。

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