SMAP:解散騒動生謝罪の「スマスマ」 31.2%の高視聴率 瞬間最高は37.2%

 解散危機が報じられた国民的人気グループ「SMAP」のメンバー5人が生出演した18日のレギュラー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の平均視聴率が31.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが19日、分かった。また瞬間最高視聴率は午後10時22分時点で37.2%だった。この日の放送は、13日の騒動発覚後、メンバー5人が初めて顔をそろえて登場することから大きな注目を集め、改めて国民的人気を裏付ける数字となった。

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 これまで同番組の視聴率は、2002年1月14日に放送された「SMAP×SMAP ’02緊急生放送! 今夜5人そろってスマップが出演します。」で記録した平均34.2%が最高だった。

 18日の番組は一部生放送に変更され、「世界に一つだけの花」を歌う過去のSMAPの映像をバックに、同局に届いたという視聴者からのメッセージの一部が紹介された後、5人が登場。それぞれの口から騒動についての謝罪や現在の心境などが語られた。

 5人の中心に立った木村拓哉さんは「先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。たくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけしました」「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします」などと語った。

 今回の騒動は、SMAPの育ての親といわれる女性マネジャーがジャニーズ事務所の子会社の取締役を13日に辞任し、これに伴ってメンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人が退社の意思を固め、木村さんのみが事務所に残ることを決めたと一部で報道されたことに端を発している。この報道に対し、同事務所はファクスで「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存します」と認めている。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している人気グループ。

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