S-最後の警官-:7年の連載に幕 向井理&綾野剛の実写版も話題に

「S(エス)-最後の警官-」の18巻書影
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「S(エス)-最後の警官-」の18巻書影

 マンガ誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中のマンガ「S(エス)-最後の警官-」が3月末で連載を終了することが19日、分かった。原作者の小森陽一さんが公式ブログで発表した。約7年の連載に幕を閉じることになり、小森さんは「Sはまったく幸せな作品だと思います。発行部数も100万部をはるかに超え、ドラマ化され、映画化されました。これはひとえに、皆さんが熱く支持してくださったおかげです。この場を借りて、熱くお礼申し上げます」とつづっている。また、現在18巻まで発刊されている単行本は、全20巻で完結するという。

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 「S-最後の警官-」は、「海猿」などの小森さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当し、「ビッグコミック」で2009年から連載されているマンガが原作。プロボクサーを引退し、警察官になった神御蔵一號(かみくら・いちご)の所属する特殊急襲捜査班(NPS)と、蘇我伊織が所属する特殊部隊(SAT)の活躍が描かれた。14年には向井理さん、綾野剛さん、新垣結衣さんらが出演した連続ドラマが放送され、15年には映画化もされた。

 小森さんは、「原作は年内にすべて書き終わっています。『完』の文字を打った後、なんともいえない心地良い疲労感と、そして何より、壁を乗り越えたという一つの自信が湧きました。それはきっと藤堂くんも同じ思いをすることでしょう。これからはそれぞれ別の道を進みますが、これまでと変わらない応援をいただけたら幸いです」と、ブログでコメントしている。

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