S−最後の警官−:初回視聴率18.9%で今期最高のスタート 向井理&綾野剛の初コンビ作

ドラマ「S(エス)−最後の警官−」の試写会に登場した向井理さん(左)と綾野剛さん
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ドラマ「S(エス)−最後の警官−」の試写会に登場した向井理さん(左)と綾野剛さん

 俳優の向井理さんが主演する日曜劇場「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)の第1話が12日、25分拡大で放送され、平均視聴率は18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で今期の民放連続ドラマで最高のスタートを切ったことが分かった。瞬間最高は午後10時の時点で21.8%(同)だった。

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 これまでの今期の民放連続ドラマの初回最高は7日に放送された人気医療ドラマのテレビシリーズ最終章「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」(関西テレビ・フジテレビ系)の12.9%(同)だった。13日に放送された「嵐」の松本潤さん主演の月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)の初回も14日発表され、14.4%(同)だった。

 ドラマは、「海猿」「DOG×POLICE」の小森陽一さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当するビッグコミック(小学館)で連載中のマンガ「S−最後の警官−」が原作。向井さんと綾野剛さんの初共演策で、プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴を持つ向井さん演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)の所属する特殊急襲捜査班(NPS)と、綾野さんが演じる神業と称される狙撃力を誇る蘇我伊織が所属する特殊部隊(SAT)の活躍を描き、テレビ放送前に早くも映画化が発表されている。

 第1話では、ボクサーを引退し、警官として都内の交番に勤務していた一號(向井さん)が、ある日、新宿の雑居ビルで起きた不良集団の銃乱射事件で、野次馬の足止めの応援のために集められる。現場には、蘇我(綾野さん)らSAT隊員たちが出動していたが、人質がいる事実が分かり、身動きが取れなくなっていた。そんな中、人質を助けようと飛び出した隊員の篠田(小澤亮太さん)が犯人たちに撃たれるのを目の当たりにし、一號は、盾を手に篠田を助けようと駆け出す……という展開だった。

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