SMAP:NHKは「騒動に関係なく考えていく」

 NHKのニュースで人気グループ「SMAP」の解散危機を報じたことについて、同局の板野裕爾放送総局長は20日の定例会見で「ニュースで、あれほど扱うとは想像していなかった。国民的スターの方々が与える影響は大きいものがあると思う。できるかぎり、ハッピーエンドで終わってほしい」と話した。

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 SMAPが出演した「NHKのど自慢」の今後について、担当者は「これから話をしていこうとしていた。今のところは白紙」と説明。メンバーの草なぎ剛さんがナレーションを務める「ブラタモリ」については「今年度はお願いしているので、通常通り(続ける)。新年度は今回のこととは関係なく、考えていきたい」と話した。

 今回の騒動は、SMAPの育ての親といわれる女性マネジャーがジャニーズ事務所の子会社の取締役を13日に辞任し、これに伴ってメンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人が退社の意思を固め、木村拓哉さんのみが事務所に残ることを決めたと一部で報道されたことに端を発している。報道に対し、同事務所はファクスで「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存します」と認め、メンバー5人が18日、一部生放送となったレギュラー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演し、それぞれの口から騒動について語った。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している人気グループ。

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