26日に発表されたオリコン週間ランキング(2月1日付)によると、解散騒動に揺れた国民的人気グループ「SMAP」の代表曲「世界に一つだけの花」が、週間4万7000枚を売り上げ、3位にランクインした。2003年3月発売の同シングルが週間トップ3に入るのは、04年1月26日付で2位を記録して以来、12年ぶり。
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「世界に一つだけの花」は、SMAPの解散騒動が表面化した13日からファンを中心に購買運動が広がり、19日に発表された週間ランキング(25日付)では、200位圏外から75位に上昇。18日にメンバー5人がレギュラー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で存続を発表した後も売り上げを伸ばし、22日付けのデイリーランキングでは首位を獲得した。
関連作品も急浮上しており、シングルでは同曲のほか、「Otherside/愛が止まるまでは」(16位)、「華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ」(35位)、「Top Of The World/Amazing Discovery」(59位)、「シャレオツ/ハロー」(77位)、「Yes we are/ココカラ」(89位)の計6作が週間トップ100入り。アルバムも01年3月発売の「Smap Vest」が、先週の56位から17位にランクインしている。
SMAPは、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!-LOVING-」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画で主演を務めるなど、国民的人気を誇っている。