MD松尾のヒット解析:大寒波影響も「龍が如く極」がワンツー 期待は「ドラクエビルダーズ」

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

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 年末、正月商戦も終わり、大寒波の影響はあったものの、全体的に新作タイトルが中心となるいい傾向。予想通り「龍が如く極」(PS4・PS3、セガゲームス)のPS4版とPS3版がワンツーを飾りました。「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」(3DS、コーエーテクモゲームス)も好調で、オリジナルにあたるWiiU版の初動を上回り、一時品薄になるほどの人気。Z指定タイトルの「ジャストコーズ3」(PS4、スクウェア・エニックス)もよく売れました。

 ◇今週の動き

 注目作の「ドラゴンクエストビルダーズ」(スクウェア・エニックス)のVita版とPS4版がワンツーと予想。予約も好調で、比較的高い年齢層のドラクエファンと、「マインクラフト」を楽しんでいる低年齢層の両方を取り込めるとみています。3位は「マリオテニス ウルトラスマッシュ」(WiiU、任天堂)か、「ドラゴンクエストビルダーズ」のPS3版だと予想しています。

 ◇ランキングは次の通り。(18~24日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 龍が如く 極(PS4)

2位 龍が如く 極(PS3)

3位 ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ(3DS)

4位 ジャストコーズ3(PS4)

5位 バイオハザード オリジンズコレクション(PS4)

6位 モンスターハンタークロス(3DS)

7位 オーディンスフィア レイヴスラシル(Vita)

8位 モンスターストライク(3DS)

9位 バイオハザード オリジンズコレクション(PS3)

10位 スプラトゥーン(WiiU)

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