90年代に話題を集めた人気作「美少女戦士セーラームーン」の展覧会「美少女戦士セーラームーン展」が、4月16日から開催されることが27日、明らかになった。セーラームーンの展覧会が開催されるのは初めてで、今回のために原作者の武内直子さんが描き下ろした原画など多数の原画を展示するほか、90年代のアニメ資料や、ミュージカル版の関連資料、グッズなどが展示される。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「美少女戦士セーラームーン」は、1992～97年に少女マンガ誌「なかよし」（講談社）で連載された人気マンガが原作で、テレビアニメも同期間に放送され一世を風靡（ふうび）した。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。2012年からは20周年プロジェクトとし、リメイク版のアニメ「セーラームーンCrystal」が制作され、今春にニコニコ動画で第3期がスタートする。

　展覧会の会場エントランスは、作品に登場する城「ムーンキャッスル」に見立てた空間で、セーラームーンの世界観を演出。また、同フロアにあるカフェエリア「THE　SUN」が、期間限定でコラボカフェとなり、オリジナルメニューやスイーツを販売する。

　会場は、同作の舞台である麻布十番に隣接する「六本木ヒルズ展望台　東京シティビュー内　スカイギャラリー」（東京都港区）で、開催期間は4月16日から6月19日まで。開館時間は午前10時～午後10時（最終入館は午後9時半）。