日本アカデミー賞:有村、太鳳、すず……新人賞受賞者にV6岡田「まぶしい」

「第39回日本アカデミー賞」の授賞式に出席した新人俳優賞の受賞者たち
1 / 1
「第39回日本アカデミー賞」の授賞式に出席した新人俳優賞の受賞者たち

 「第39回日本アカデミー賞」の授賞式が4日、東京都内で開かれ、新人俳優賞に輝いた女優の有村架純さん、土屋太鳳さん、広瀬すずさんら8人が出席。プレゼンターを務めた「V6」の岡田准一さんは「皆さん本当にすてきな方々ばかりでまぶしい。個人的にうれしい登壇者もいますので、とてもうれしく思っています。これから、この方々が日本映画界を支えていくことになるのかなと思いますし、素晴らしいスタッフの皆さん、素晴らしい役者の皆さんと出会って、いい年の取り方をしてほしいなと思います」と受賞を祝福した。

あなたにオススメ

 映画「ビリギャル」に主演した有村さんは初の日本アカデミー賞で優秀主演女優賞にも選ばれており、「びっくりということしかなかった」と驚き、「海街diary」で綾瀬はるかさんらとともに4姉妹を演じた広瀬さんは「まだこの舞台に立つのがすごく不思議なんですが、“お姉ちゃん”たち、監督と同じ舞台に立てるのがすごく幸せ」と笑顔を見せた。

 新人俳優賞には、山崎賢人さん、「Hey Say JUMP!」の山田涼介さん、藤野涼子さん、篠原篤さん、ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎さんも選出され、授賞式に登場した。

 「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」で初主演した藤野さんは「名誉ある賞をいただけてすごく光栄。エキストラ時代から始めて主演に選ばれれ、どっちに行ったらいいのか分からなかったんですけど、(ヒロインの)涼子に出会えて、涼子を演じて……」と言葉に詰まり涙。「私は小学校6年生から今の世界にいるんですけど、このような舞台に立てるとは思っていなかった。監督にここまで育ててもらって良かったなと思っています」と晴れやかな顔で語った。

 「orange-オレンジ-」に出演した土屋さんは「11年前、10歳のときに、『どうか私を映画の世界に入れてください』と言って事務所に所属しました。それから最初は漠然と、3年前からは真剣にこの場所を目指して歩いてきました」と明かし、「いざこの場に立つと、映画の扉がどこにあるのか私にはまだ分かりません。でも、やっとここにたどり着くことができたので、今日はもう一度この願いを伝えたいと思います。どうか私を映画の世界に入れてください。お願いします」と語りかけた。

 「orange-オレンジ-」「ヒロイン失格」に出演した山崎さんは「歴史あるすてきな賞をいただき本当にうれしく思っています。撮影中は目の前のことに精いっぱいで、このような場に立てることなど思ってもいなかったですが、ここからがスタートだと思う。一歩一歩精進していきたい」とあいさつ。「映画 暗殺教室」に主演した山田涼介さんは「初主演映画でこのような栄誉ある賞をいただけて光栄に思っています。これからも先輩方の大きな背中を追いかけながら、これから出る映画に少しでも花を加えられるような役者になれるように日々精進して頑張っていきたい」と明かし、先輩・岡田さんへの言葉を求められると、「目指します! 頑張ります」と語っていた。

映画 最新記事