フィギュアスケーターの荒川静香さんが9日、フィギュアスケートの新たな国際大会として4月に米国で開催される「2016 コーセー・チームチャレンジカップ」のアジア代表「チームアジア」のキャプテンに就任し、同日、東京都内で行われた発表記者会見に出席した。同大会は北米代表、ヨーロッパ代表、アジア代表の3チームによる団体戦で、登壇した荒川さんは「アジアの素晴らしい選手がそろったチームになる。選手たちと一緒に優勝を目指すことが目標」と意気込みを語った。
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同大会はアメリカスケート連盟が主催。北米代表「チームノースアメリカ」、ヨーロッパ代表「チームヨーロッパ」、アジア代表「チームアジア」の3チームとも、キャプテン1人、選手14人が参加し、男女シングル（ショートプログラム／フリー）、ペア、アイスダンスフリーといった項目で各チームが競い合う。4月22日～24日、米ワシントン州のスポケーンアリーナで開催する。2年に1回開催予定。大会の模様は日本テレビとCS放送の日テレジータスで放送予定。なお、各チームのキャプテンは競技には参加せず、チームの指揮をとる。北米代表のキャプテンはクリスティー・ヤマグチさん（米）、ヨーロッパ代表のキャプテンはクリストファー・ディーンさん（英）が務める。
この日、アジア代表として、日本から宮原知子選手や宇野昌磨選手の出場も発表され、宮原選手は「出場させてもらうことになり、とてもうれしく思います。団体戦ですので、全員で力を合わせて優勝を目指したいと思います」、宇野選手は「チームアジアの代表として出場できること、うれしく思います。チームアジアが優勝できるように少しでも力になれたらと思います」とそれぞれコメントを寄せた。荒川さんは、「選手たちがベストパフォーマンスに近い力が出せるように精いっぱいサポートできれば」と語っていた。
