auの人気CM「三太郎」シリーズの“鬼ちゃん”役も話題の若手俳優・菅田将暉さん。2016年に入ってからも芸能イベントや新CM、新たな出演作など話題に事欠かない。9日には昨年放送されて人気を博した連続ドラマ「民王(たみおう)」(テレビ朝日系)の“復活”、映画「二重生活」(岸善幸監督、6月25日公開)での女優・門脇麦さんとの“添い寝ショット”公開のニュースも大きな注目を集めている。今年に入ってからの菅田さんの活躍をまとめた。
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今年1月には、東京都内で映画「ピンクとグレー」(行定勲監督)の先行上映会に紋付きはかまに黒いハットを合わせた姿で登場。「明けましておめ……」と新年のあいさつでいきなりつまずき、「一発目からかんでしまい、いい1年になりそうです」と苦笑いした話題が注目された。
1月30日からはauの人気CM「三太郎」シリーズの新作「雷さま」編の放送がスタート。菅田さん扮(ふん)する鬼ちゃんが主役で、これまでのチャラいキャラクターから一変、華麗に太鼓をたたく男らしい姿が話題に。
節分の2月3日には、「三太郎」シリーズで共演する松田翔太さん、桐谷健太さんとともに東京都内でKDDIの学生限定イベントに役衣装で登場。「鬼は内!」「福も内!」の発声に合わせて豆まきを行い、会場の女子高生や女子学生らから歓声を浴びた。
同4日には、映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「第40回エランドール賞」の新人賞を受賞。受賞のスピーチでは「去年1年、マネジャーと寝ずに働こうといろんな作品に出て、最終的ないろんな目標の中にこのエランドール賞というのがあって、去年の今ごろから今日のこの日のスケジュールを空けて臨んでいました。なので、ここに立っていることがうれしい」と喜び、「初めてマネジャーとハイタッチして、喜びというか興奮しました」と感激していた。
同10日には現在公開中の映画「星ガ丘ワンダーランド」(柳沢翔監督)のプレミア試写会に出席。主役の中村倫也さんとのバトルシーンについて「ガチではないですけれど、(中村さんを)ボコボコにはしました」と熱の入った演技になったことを告白。「倫也さんの流し目にイラッとしたことだけすごく覚えています。(本気になったのは)倫也さんのせいです!」と言い切って、会場を沸かせた。
また、2月5日には、2006年に公開されたマンガ原作の実写映画「デスノート」の続編「デスノート 2016」(佐藤信介監督、10月29日公開)に出演することが決定。今回の映画は前作の10年後が舞台で、主演の東出昌大さん演じる捜査官や池松壮亮さん扮(ふん)する世界的探偵を翻弄(ほんろう)するサイバーテロリスト・紫苑優輝役で、「前作を凌駕(りょうが)する作品になればと思っています」と意気込んでいる。
同29日には、歌手で俳優の福山雅治さんが主演を務める4月スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ「ラヴソング」に出演することが決定。2011年1月期の「大切なことはすべて君が教えてくれた」以来5年ぶりの月9出演で、藤原さくらさん演じるヒロインに思いを寄せる幼なじみ・天野空一(あまの・そらいち)役を務める 「福山雅治さんは、自分が小さい頃からずっと聴いていた方であり、見ていた方なので、今はただただ一緒にお芝居できるのが楽しみです」と語っている。
3月7日には、ジョージ朝倉さんのマンガを実写化した映画「溺れるナイフ」(山戸結希監督、16年秋公開)に女優の小松菜奈さんとダブル主演することも明らかになった。恋愛映画に主演するのは初めてで、金髪姿で挑む菅田さんは「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と明かしている。
9日には俳優の遠藤憲一さんとダブル主演し、昨年7月期に放送された連続ドラマ「民王」がスペシャルドラマで復活することが分かった。総理大臣で厳格な父・武藤泰山(遠藤さん)とおバカな大学生・翔(菅田さん)の中身が入れ替わってドタバタ劇を繰り広げるコメディーで、菅田さんは「僕自身も『民王』ファンとして、可愛い遠藤さんとまたご一緒できるのはとてもうれしいことです(笑い)」とコメントを寄せた。
今回は連ドラの続編。第二次武藤内閣の人気も上々となる中、外交中の泰山と社会人になった翔が再び入れ替わり……というオリジナルストーリーで門脇さんらも出演。翌週の4月22日には、武藤総理の秘書・貝原茂平(高橋一生さん)の過去を描く「スピンオフ」ドラマの放送も決定。いずれも午後11時15分から放送予定(一部地域を除く)。
また、同じく9日には、門脇さん主演の映画「二重生活」の場面写真が公開された。菅田さんは門脇さん演じるヒロイン・珠と同棲中の恋人を演じており、菅田さんと門脇さんが並んで眠る姿をとらえた、思わずどきりとさせられるような“添い寝ショット”に注目が集まった。