アニメジャパン2016:ビジネスデーはコンシェルジュが盛況 ASEAN地域からの問い合わせ多く

「AnimeJapan 2016」のビジネスエリアの様子
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「AnimeJapan 2016」のビジネスエリアの様子

 国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン)2016」で関係社向けのビジネスデーが25日、東京ビッグサイト(東京都江東区)でスタートした。26、27日の一般公開を前に開催出展社との商談を目的としたビジネスデーでは日本テレビやプロダクション I.G、KDDOKWAなど43社が出展。中国や欧米など海外のビジネスマンも多く見られた。

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 また、昨年に続き、主催者の企画としてアニメのコラボ企画の相談などができる窓口「アニメビジネスコンシェルジュ」が設けられ、注目を集めていた。担当者は「昨年に続き、さまざまな業界から問い合わせを受けています。海外では、欧米や中国は既に商談などのルートを確立している企業も多いのか問い合わせが少なく、マレーシアなどASEAN地域からの相談が多い」と話していた。

 アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」に分裂していた両イベントが、再集結して14年から開催されている。昨年は3日間で約12万人が来場した。

 アニメジャパン2016は過去最高となる174の企業と団体が出展。子供向けの「ファミリーアニメフェスタ2016」も同時開催される。26、27日に開催され、ビジネスデーは25、26日。当日券は中学生以上が2000円で、小学生以下は無料。

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