シブサワ・コウ:大河ドラマ「真田丸」協力に感慨 「お役に立ててうれしい」

「妖怪三国志」完成発表会に登場したコーエーテクモホールディングスのシブサワ・コウさん
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「妖怪三国志」完成発表会に登場したコーエーテクモホールディングスのシブサワ・コウさん

 コーエーテクモホールディングスのシブサワ・コウさんが28日、東京都内で行われた3DS向けゲームソフト「妖怪三国志」(レベルファイブ/コーエーテクモゲームス)の完成発表会に出席。今年のNHK大河ドラマ「真田丸」に「信長の野望・創造」のフル3DマップのCG技術が提供され、自身の名前もクレジットされているシブサワさんは「単純にうれしかった。ゲームとドラマの融合にお役に立ててうれしい」と笑顔を見せた。

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 シブサワさんは「真田丸」の映像の一部に、「信長の野望・創造」で戦国時代の日本を表現した「フル3D 全国一枚マップ」のCG技術をNHKに提供。地図などで戦況を解説する映像として活用されている。

 「妖怪三国志」はレベルファイブの人気ゲーム「妖怪ウォッチ」と、コーエーテクモゲームスの人気シミュレーションゲーム「三國志」が“合体”したタイトルで、発表会にはレベルファイブの日野晃博さんも出席。シブサワさんが大河ドラマに協力し、クレジットされていることについて「ゲーム業界的には大事件」「ゲームクリエーターの仲間として誇らしい」と称賛した。

 シブサワさんは「単純にうれしかったですし、初代の『信長の野望』を作った時は1983年で33年前のこと。中部地方17カ国それぞれの国境と武将名が書いてあって、その当時の勢力関係が把握できるというのをずっとやっていたんですが、33年後にNHKさんが使ってくださるってことになって。ゲームとドラマの融合にお役に立ててうれしい」と感慨深げに語った。

 「妖怪三国志」は、ジバニャンやコマさんなど、「妖怪ウォッチ」でおなじみの妖怪たちが三国志の武将の力を宿した“武将妖怪”として400体以上登場するシミュレーションゲーム。“武将妖怪”を駒のように動かし、戦略を組み立てながら戦う“国とりバトル”が楽しめる。主題歌は男女3人組ユニット「キング・クリームソーダ」が担当する。発表会にはお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉さんもゲストで登場した。

 「妖怪三国志」は4月2日発売。パッケージ版、ダウンロード版ともに4698円(税込み)。

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