鈴木京香:アート愛を語る「絵を眺める時間は特別」

「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」のナビゲーターに就任した鈴木京香さん
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「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」のナビゲーターに就任した鈴木京香さん

 女優の鈴木京香さんが「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」のナビゲーターに就任し、29日に東京都内で行われた記者発表会に出席。美術館巡りが趣味という鈴木さんは、「もしこの絵が自宅にあったら『ご飯が何杯でも食べられるな』とか、(想像しながら)美術館で絵を眺める時間は特別に幸せなもの」と“アート愛”を語った。

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 この日は、シックな黒のVネックのワンピースとオープントゥのヒールに、ポイントで赤のネイルを合わせたスタイルで登場した鈴木さん。「旅の目的を美術館や見たい作品にすることもよくある」といい、「モネの『印象、日の出』を見に、マルモッタン(・モネ美術館)を旅したこともありますし、昨年の暮れもカタールに一人旅しました」とにっこり。しかしデトロイト美術館には行ったことがなかったようで、「ナビゲーターをさせていただくことで、好きだな、面白いな、美しいなと思える作品との出合いをしたい」と期待していた。

 同展は、米国を代表する美術館の一つ「デトロイト美術館」が所蔵している傑作の中から、モネやルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなどえりすぐりの52点を展示。愛知県「豊田市美術館」で4月27日~6月26日、大阪市立美術館で7月9日~9月25日、東京・上野の森美術館で10月7日~2017年1月21日に開催される。

 今回、展示される作品の中で、「もらえるとしたら何を選ぶ?」と聞かれた鈴木さんは、マティスの「窓」を挙げ、「食卓の近くに置いたら、窓がなくても、明るい光が入ってくるような空間になるんじゃないかと思う。そういう楽しい想像をめぐらせるのも楽しいですね」と話していた。

 発表会には、同展の監修を手がける成城大学の千足伸行名誉教授、デトロイト美術館を題材に新作小説を執筆する作家の原田マハさんも出席した。

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