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大塚明夫:バイクをこよなく愛し、時にデパ地下でお買い物 ドラマ初主演に挑む人気声優の横顔

アニメ テレビ
BSジャパンのドラマ「真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~」に出演する大塚明夫さん

 人気ゲーム「メタルギア」シリーズのソリッド・スネーク役などで人気の大塚明夫さんが主演するBSジャパンのドラマ「真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~」(毎週火曜午後11時)が5日、スタートする。主にアニメやゲーム、ナレーション、洋画の吹き替えなど、声の仕事をメインに活動したきた大塚さんにとって今回が実写ドラマ初主演。演じるのは深夜の百貨店に住みつく不思議な“精霊”で「主演どうこうというより、映像のシリーズものに出るのはまれ。役柄含めて、ただただびっくりしている」と言いつつ、「もともと芝居畑から取れた男ですから」と静かに闘志を燃やす大塚さんに、ドラマへの意気込みを聞くとともに、知られざるプライベートにも迫ってみた。

 ◇実写ドラマ初主演でプレッシャーも「自ら求める部分ある」

 「真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~」は、三越伊勢丹との共同企画で、視聴者に「新しいライフスタイル」を提案していく、バーチャルとリアルが融合した新感覚ドラマ。舞台は歴史のある百貨店の一室。そこはあらゆるブランドがそろい、大塚さんが演じる伝説のコンシェルジュの「精霊」が真夜中、特別な客をひとりだけ招き、人生を切り開くためのアイテムを選び出す……という内容となっている。

 「メタルギアソリッド」のスネーク、「攻殻機動隊」のバトー、米俳優スティーブン・セガールさんをはじめとする“肉体派”の声を務めてきた大塚さんの、ダンディーな黒タキシード姿も見どころ。本人も「いままでどうしても粗暴な、反社会的な役が多かったので、今回はノーブル(高潔)というか、それこそ蝶ネクタイをするっていうのも初めてで、それが新鮮でうれしい」とご満悦の様子。主演という立場については「もちろんプレッシャーはあります。でもプレッシャーのないところで生きてしまったら終わっちゃうような気がしていて。自ら求める部分はありますね」と早くも気合を見せる。

 役作りについては「とにかく“人外”なんでね。何でもありといえば、何でもありなんですけど……」と苦笑い。さらに「その中でも、自分でメリハリをつけるために考えていることはあります。あとは映像の経験が浅いですから、まだテレビのフレームサイズを把握できてない。そのことに一番、気を使いますし、野放図にやってしまっても現場が混乱するだけなので、そこに対しての緊張はありますね」とも明かす。

 ◇前職はトラック運転手も人生の友は「バイク」

 ドラマは全て、歴史ある伊勢丹新宿店の本館内で撮影しているが、大塚さんは「小さい頃に明治通りをトロリーバスっていうのが走っていましてね。その車内から建物を眺めたのをいまでも覚えていて。それから変わらずここに建っていて、なんかステキだなって」と思い出話も披露。プライベートで足を運ぶこともあるといい「服や靴を見たり買ったり。あと結構、デパ地下の食料品売り場も行きますね。それこそ『伊勢丹でおいしいもの買って帰ろう』って思えるようになったのは、ここ10年、15年の話ですけど(笑い)」としみじみとする。

 ドラマの内容にちなみ、大塚さんの人生に欠かせないアイテムを聞くと「やっぱりバイクですかね」との返答が。この世界に入る前はトラックの運転手をしていたという大塚さんだが、「バイクとは16歳で免許を取ってから40年以上の付き合いになる」といい、「節目節目にバイクがあって、乗っていてよかったなって何度も思いましたし、いまも何かの拍子に乗りたくなる、ないと困るもの」ときっぱり。そのほかには「たばこ」を挙げ、「自分の吸うたばこの煙を眺めている行為って何か意味があると思うし、どこか癒やしのような気がしていて。たき火は何時間、見ていても飽きないっていいますよね。あれと同じ効果があるんじゃないかって思うんですよね」と持論を語ってみせた。

 俳優の松坂桃李さんがバラエティー番組で「会いたい人物」として名前を挙げ、ここに来ての実写ドラマ初主演と、ゲームやアニメファン以外からもにわかに脚光を浴び、さらなる活躍が期待される大塚さん。「桃李君やそれこそ斎藤工君とか、みんなカメラの前できっちり芝居をしているし、それと同じことが自分にやれるのかはまだ分からない」と前置きした上で、「50を境に下り坂をくだりはじめた一人のオスとして、いままで自分が『こうやってやってきました』ってものが、カメラの前で“ポンッ”って出せればいいんじゃないのかと思いますし、これまで通り、消えないためもがき続けるだけですね」とニヒルな笑顔を浮かべていた。

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