平成仮面ライダーシリーズ第4作「仮面ライダー555(ファイズ)」の変身ベルト「ファイズドライバー」と装着ツールのセット「ファイズギア」が“大人のための変身ベルト”として、シリーズ最高値の3万240円(送料・手数料別)で販売されることが22日、明らかになった。「555」で造形を手がけた会社が協力しており、ワイヤレス通信機能も初搭載することで携帯電話を使って変身する設定も再現。通信で複数のパーツが発光するなど、限りなく“本物”に近づけた最高級の変身ベルトだ。バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で同日から予約を受け付けている。
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「仮面ライダー555」は、半田健人さん演じる主人公・乾巧が、夢を持つものを守るため、変身ベルトを装着し、携帯電話に変身コード「555」を入力して「仮面ライダー555」に変身し、謎の怪人オルフェノクと戦うというストーリー。2003年から1年間放送され、携帯電話やデジタルカメラ、メモリーカードなどデジタル機器をモチーフにした変身ツールと、敵味方が複雑に絡み合うシリアスなストーリーで人気を博し、変身ベルトも100万本を超える大ヒットになった作品だ。
今回発売されるのは、大人のための変身ベルトシリーズとして企画された「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」のシリーズ第11弾。セットには、コードを打ち込んで変身や必殺技を制御する携帯電話型の「ファイズフォン」と、各ツールに差し込んで必殺技を発動する鍵となる「ミッションメモリー」、ベルト本体からなる「CMSファイズドライバー」に、敵をキックで倒す必殺技「クリムゾンスマッシュ」を放つ際に、脚に装着して敵をロックオンするトーチライト型の「ファイズポインター」、パンチで相手を倒す「グランインパクト」を出す際に手にするデジタルカメラ型の「ファイズショット」などを加えた。
ベルトの造形には、実際の仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズで、ヒーローのスーツや怪人の着ぐるみ、小道具、大道具などを制作してきた「レインボー造型企画」が協力。CSMシリーズで初めてワイヤレス通信機能を搭載し、「ファイズポインター」と「ファイズショット」に「ミッションメモリー」を装着して、「ファイズフォン」の「ENTER」キーを押すと電波が送信され、「ファイズポンター」、「ファイズショット」、「ベルトバックル」が反応しエネルギーが伝わる演出を光と音を発して表現した。「ファイズポインター」からは、赤く「φ(ファイ)」のマークが投影され、「ファイズフォン」で「555」などのコードを入力すると、モードの変更などの効果音が出て、劇中世界をきめ細かに再現する。効果音は、受注ページで再生できる。
セットになる「CSMファイズギア」は3万240円(送料・手数料別)。変身ベルト「CSMファイズドライバー」は1万7280円 (同)も発売される。予約期間は7月4日午後11時まで、発送は9月の予定。準備数に達した場合は販売終了になることもある。
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