前田健さん急死:倒れた当日にロンハー収録 体調不良訴え医務室へ

44歳で亡くなった前田健さん
1 / 1
44歳で亡くなった前田健さん

 テレビ朝日は26日、同日に44歳で急死したお笑いタレントの前田健さんについてコメント。前田さんは24日に路上で倒れたが、同日に同局のバラエティー番組「金曜★ロンドンハーツ」の収録で50メートル走やリレー競走などに参加していたといい、同局の吉田慎一社長は「心配していたが、残念に感じています。心よりご冥福をお祈りしたい」とコメント。平城隆司常務が収録の様子を語った。

あなたにオススメ

 前田さんは、24日に栃木県で行われた同番組の人気企画「スポーツテスト」に参加。午前中に50メートル走と走り高跳びを行ったが、体調不良を訴え、昼休憩の時に医務室で医師に相談したといい、その後は腕相撲やリレー等を通常通りこなしたという。平城常務は「回復したと言ってその後は何もなく。立ち会った医師の方が診ていましたので。収録が終わってからは既にマネジャーさんがご自宅に送っていって、その後、プライベートで外出した後だと聞いています」と話した。前田さんが同企画に参加するのは2回目で、前回は問題なかったという。

 前田さんは不整脈の持病があったと報じられているが、平城常務は「番組としては把握していなかった」とコメント。所属事務所は把握していたといい、事前にロケ内容を確認したが、通常のダンスなどと比べて負担が軽いと判断して参加したという。放送予定については「まだ現段階では詳細をすべて把握できてないので未定となっております」とした。

 前田さんは1971年6月14日生まれ、東京都出身。“あやや”こと歌手の松浦亜弥さんのものまねでブレーク。近年は人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)シリーズのテーマ曲の振り付けや俳優としても活躍していた。前田さんは24日に東京都新宿区の路上で倒れ、心肺停止状態で病院に搬送されていたが、26日午前1時36分に亡くなったことを同日に所属事務所がファクスで発表した。

芸能 最新記事